安西先生…、オフラインセッションがしたいです…(CV置鮎さんで)
そんな訳で皆様こんばんは。大日向かがみどうです。
月に2回はオフラインでTRPGする事が当たり前だったので、今の状況はなかなかに泣けます。
去年始まる予定だったキャンペーンは、第一話すら始まっていません。どうしてくれる。
なので、どうなるという訳でもないのですが、好きなゲームであるTRPGについてちょっと書いてみようと思います。
遊び方に色々とあるものだし、唯一絶対の正解なんてないものなので、かるーく流し読みしてもらえれば、と思ったりします。
そんな訳で今回は「キャラ(PC,NPC問わず)のRPで気を付けてる事」って事でかいてみようと思います。
RP→roleplaying(ロールプレイング)
TRPGの話をする際において、稀に良くある話題の一つ。場合によってはいきなり燃え上がりかねないよなー。と思いつつ書いてたり。
ゲイリー・ガイギャックス(ゲームデザイナー、ロールプレイングゲームの父と呼ばれる方)は著書の【ロールプレイング・ゲームの達人】において、
「ロールプレイとは、想像上のある役柄を演じること」「自分が現在(または未来永劫)決してなることができない何者かを演じること」と記載されていた。
「役柄」「演じる」その辺りにおいて、たまーに議論になる事はあるけど、その辺りは今日書いてる事の本題でも何でもないので流す。
・・・とはいえ、気を付けてる事、なー・・・。(思案顔)
・・・他人が不快に思う事をしない・・・くらい?
すみません!書きます!きちんと書きます!!!(土下座)
TRPGゲーマー「みどう」として、RPする際に気を付けている事だけれども、論理的に何かを言ってみようとするとなかなか難しい。
親しい人には良く言ってるけれども「いや、感覚なんだよなー。 なんで、と言われても、それが本当にできているのか自分でも怪しい」と、言う感じ。
ただ、幸いな事に、親しく遊んでもらっている人、良く遊んでもらっている人から言われる事もあるので、ちょっとは真面目に書いてみる。
しっかりと考えた際に、私が気にしているのは3つの事柄かな、と思った。
その3つの事柄と言うのが
「PL,GM視点での役割付与」
「キャラクターとしての柱」
「他の方との関係性」
それぞれについて、ちょっと書いてみたりしますよ。
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■PL,GM視点での役割付与
TRPGにおいてやるべき事の一つとして、キャラクター作成がある。
PCであれ、NPCであれ、作らない事にはプレイが始まらない。
私がキャラクターを作る時に考えているのは「PL、GMとしてキャラクターに与えなければならない役割」である。
例えばGMとしてボスキャラクターを考えなければならない。 このキャラクターを仮称「A」とする。
GMとして「A」に与える役割は「倒されるべき敵」「シナリオにおける黒幕」だ。そして「Aを倒してもらって、今日一日スッキリしてもらおう!」と言う希望がある。
では「A」自身がそんな事を認識しているかと言えば、NOであろう。
事件の首謀者、と言う認識はしていても、自分が倒されるべき敵だ、と自己認識しているキャラは稀だ。
ただ「A」がそんな認識をしているかどうかにかかわらず、「A」は「倒されるべき敵」であり、「シナリオにおける黒幕」でなければならない。
そうなった場合、作成者として出来る事は「A」がその役割を果たしやすいようなキャラクターにする事だ。
例えば、「A」が私欲のために悪事の限りを尽くすようなキャラクターとなれば役割は確実に果たしてくれる。
役割から大きくはずれない、そんなキャラクターを作る事でRPの負担を下げるような準備をしてる。そういう下ごしらえをしている。
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■キャラクターとしての柱
役割からは外れないキャラクター。と言う所を作ったとして、それだけだと「A」のキャラとしては弱いと感じる。
そこで気にしているのは、モブ、雑魚でもない限り、「キャラクターとしての柱」を何か作っておく事だったりする。
柱、って何かと言うと、信念だったり、目的だったり、良きにつけ、悪きにつけ、そのキャラクターにとってぶれちゃいけない所、と思ってる。
その素材として、世界設定やライフパスなど、様々な物を引用してきたり、他作品からのインスピレーションを得たりする。
100%オリジナル、と言うのは、今のご時世なかなかに難しいが、そんな事はあまり気にしない。
これがあるかないかで「A」をロールする際に、何を軸にすればいいのかがある程度見えてくる。
その軸を中心にして動けばいいので、キャラクターがぶれる事もほとんどない(勿論、ギャグシーンとか、そういう所で若干のズレはあるけど)
例えぶれたとしても、その軸を目標にして戻ればいいので、「A」のキャラクター性が崩壊する事もない。
目的も信念も何もないキャラクターと言うのもたまにはいるが、それは逆に「ない」ことこそを「柱」にできると思ってる。
ただ、この柱が重たすぎると、それはそれで扱いづらい事になってくるので、適度な軽さも必要かな、と思ったり。
この塩梅は人によって違うので、また機会があったら話してみたいと思う。
ここで組み立てた「柱」が、上記で述べた「役割」とリンクするようなものであれば「A」が走るための「両輪」が出来上がる。
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さて、キャラクターが走るための両輪ができた。
キャラクター作成としてはこれで十分なのだが…TRPGの場合、この「両輪」だけでは渡り切れない、と思っている。
私にとって、TRPGは「遊ぶ相手」が居てはじめて成立するものだ。そこで最後の項目が出てくる。
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■他の方との関係性
いつでも思っているのだけれども、TRPGは他人が居てはじめて成立するゲームだ。
自分一人だけでは遊ぶことができない。 そして、自分のキャラクターだけで遊ぶこともできない。
他の人が準備したキャラクターが居て、他の人が準備したシナリオがあって、それらを準備したPL、GMがいて、初めて遊ぶことができるものだ。
あと、基本的に一日使う。オンセだと深夜帯使って数日使ってる。今になって考えると、ぜいたくな時間の使い方をしてたんだなぁ、と如実に感じる…。(遠い目)
それだけの事なので、出来るならば【同じ卓についた全員と卓で楽しい思いをして過ごしたい】のが私の本音だ。
そのためには【自分の作ったものに固執しない】事も重要になってくる。
私は、自分が作ったものに固執して、他人が楽しめないなら、ゲームとして敗北と思ってる。
それなら、必要とあればある程度、形を崩す事もありだと思っている。
ハンドルで言うのなら「遊び」の部分を持たせておけば、結構乗り切れたりすることが多い。
ただ、先に述べた「柱」に重きを置きすぎると、「遊び」の幅が極端に小さくなったりするので、其処は要注意かなと。
もちろん、ここだけは絶対に譲れないモノがある、と言うのも当然だ。
それなら【ためらう事なく相談すればいい】。
TRPGはコミュニケーションをするゲームなのだから、何も言わずに我慢をする必要はない。
人間、便利じゃないのだから、言わない事を察する、察しろなんて無理がある。
大丈夫かな?ダメかな?と思っている時、目の前にいるのは、敵でも何でも無く、遊び仲間なのだから、臆することなく聞いてみればいい。
そうすると、その困った状況は、簡単に打破できる事が多かったりする。
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さて、書いてみたけれど…うーん、まとまってないなー…。
気にしてない事を文章にする事の難しさを感じる。
とはいえ、ちょっとでRPする際の参考になれば幸いですよー。