【キャンペーン予告】
長き戦の世が終わりて百年あまり。
乱れの火種は尽きねども、今日も空には陽が昇る。
されど、陽の光が照らす中、野望を燃やす者もいる。
それは昔の世から、遠き未来の世。
あらゆる因果を呼びよせ、自らの大望を叶えんとする。
ほんの僅かな小さな火、それは、江戸を、否、全てを燃やす劫火にならんとしていた。
超時空時代活劇RPG天下繚乱
キャンペーンシナリオ
【いつかは来たる終わりのために】
天下繚乱綾錦、過去も未来も織り込んで、ただいま開幕にございます。
※当キャンペーンにおいては、現在史実とされている事柄から大きくかけはなれた物語が展開されます。
そのため、史実と違う事に対して拒否感を持たれる方の参加は強く非推奨といたします。
【キャンペーンハンドアウト】
PC1 クラス:未来人
君は令和の世を生きる学生だ。日本史の成績については…まあ、任せる。
暑い夏休みも終わり、残暑厳しい秋の中、いつものような帰り道。
そう、いつもと同じ帰り道。その筈だった。
だが、その瞬間、目の前の景色が割れるように崩れ落ち、君自身の足下が崩れてゆく中、
君はある声を聴いた。「来たれ、黄龍の子よ。 汝の今を、守るために」
その声を最後に、キミの身体は光に飲まれ、意識は消えた。
【宿星:あるべき場所に帰る】
PC2 クラス:天下人
君は江戸幕府の中でも特に重責を担う存在だ。
良くも悪くも君が居ないといろいろ大変な事になる。
江戸の街は今日も泰平…ではあるのだが、キミは知っている。
全てが全て、そうではない事。この泰平が薄氷の上にあるという事を。
だからこそ、悪の芽は摘まねばならない。
江戸を、そして、民の笑顔を守るために。
【宿星:江戸、民を護る】
PC3 クラス:いくさ人
君は後の世に言う戦国時代から、この時代へときた人物だ。
世は既に徳川の世となり、戦らしい戦は無くなった。
正直言えば退屈ではあるが、ある人物との約束もある。
戦乱の世を繰り返させる訳にはいかない。
だというのに、未だに何かを企むうつけが潜んでいる。
ならば仕方なし。現代の腑抜けに、本物の武人を見せてやらねば。
【宿星:戦乱の世を繰り返させない】
PC4 クラス:指定なし
君はある晩、夢を見た。江戸城下が死人で埋め尽くされ、江戸城が炎に包まれる。
悪夢としか言えない内容だが、それはまるで目の前で起きているかのような現実感を伴っていた。
ただの夢と笑って、忘れてしまえばそれでいいのかもしれない。
だが、キミの英傑としての魂が、嫌な予感を拭えずにいた。
これは近い未来、本当に起こりうる事。
何者かが、いや、他ならぬ君自身の魂が、そう囁きかけるのだった。
【宿星:悪夢の実現を防ぐ】