【ルール】
協力型シナリオ
サイクル数:3
ステージ:本当は怖い現代日本
【セッショントレーラー】
財界の傑物、鬼無里源三郎。
政界に太いパイプを持ち、日本を裏から操るとも言われる人物。
ただ齢90を越え、来る時に備えるべくその準備を始める。その最大の問題は、莫大な遺産の相続だった。
彼はそれを継承するに相応しい人物を選ぶべく、一族の見所がある者を呼び、催しを開く事にした。
源三郎の所有する館に集められた者たち。
ただ、荒れ狂う天候だけが、この催しの波乱を予想するかのように、今は雄叫びをあげていた。
【インセイン】 鬼の棲む館
―――
鬼無里 源三郎(きなさ げんざぶろう)→鬼無里家当主。 齢93と高齢であり、永くない先を予想し、遺産の相続人を決めるため、権利を持つ者を集めた。彼の使命は【鬼無里家に相応しい相続人を決める】ことである。
鬼無里 荘司(きなさ そうじ)
→源三郎の正妻が産んだ男性。 いわゆる臑齧りニートでこれといった取り柄がない。彼の使命は【源三郎の遺産を手に入れること】である。
鬼無里 舞子(きなさ まいこ)
→源三郎の曾孫にあたる少女。 相続人の権利を持つが、当人にその気はない。彼女の使命は【曾祖父が心安らかに往けるよう見守ること】である。
逢沢 智久(あいざわ ともひさ)
→鬼無里家の顧問弁護士を務めている男性。 相続人の決定と遺言作成に立ち会うため源三郎に呼ばれた。彼の使命は【遺言作成を無事に終わらせること】である。
PC1
貴方の父は鬼無里源三郎だ。ある日、遺産の相続人として候補にしたい、という連絡があった。貴方の使命は【遺産の相続人になること】である。
PC2
貴方は鬼無里家に勤めるお手伝いさんだ。 今回、主人の源三郎が相続人を決めるための催しにスタッフとして出席するよう命じられた。貴方の使命は【催しを成功させ、終わらせること】である。
PC3
貴方の父は鬼無里源三郎だ。ある日、遺産の相続人として候補にしたい、という連絡があった。貴方の使命は【遺産の相続人になること】である。
PC4
貴方は刑事だ。鬼無里家の開く催しに脅迫状が来たことから念の為に、と署長から催しに向かうよう命じられた。貴方の使命は【催しで事件を発生させないこと】である。